麦日記

ボーイズたちの日常 twitter mugi___2828

記録 12/17 手術当日

6:00  『おはようございます、検温のお時間です』というアナウンスが枕元から流れて、わりと大きい音だったのでビックリして起きた。

 
8:00ごろ、手術前に浣腸をしてもらう。液入れてから「出来れば5分耐えてね」って言われたけど、無理だよ…?
長男のときはものの1分ぐらいでトイレに駆け込みました。今回は1分半ぐらいかな……あれを5分耐えれる人がいるなら尊敬に値すると思う。
 
ちなみに前日の21時から絶食、24時からは絶飲食でした。
でも思ったほど喉は渇いてなくて、飲み物がほしいとかは思わなかった。普段あまり飲まないからかも。
 
9:30ごろ、 手術前の点滴。めちゃくちゃ痛い。もう文字では表現できない痛さで、採血とかは『うう、痛いなぁ…』と心の中で思う程度なのに、『あいたたたたた』と言ってしまった。点滴の管が何本もあるのでだいぶ動きが制限される。
 
10:30ごろ、家族到着。
10:45には手術室に行く予定だったのに旦那、実母、実父それぞれのんびりしすぎで15分前に登場。
あまりにも来ないから、看護師さんに『ご家族来るよね?』って聞かれた。
 
10:45  点滴を引き連れて手術室へ。
看護師さんが既に5人ぐらいいたんだけど、一回その場で真っ裸になる。これがなんかもうすごく恥ずかしかった…
そして手術着に着替え。
 
いろいろな機械(指にはめる体内の酸素をはかるやつとか、血圧計とか)をつけられて、先生が来るのを待つ。
 
10:50  先生登場。
普段からとても落ち着いた品のある先生で、その日も相変わらず落ち着き払ってた。なんかもう絶対この人なら大丈夫という感じがする。自信に満ち溢れてる。
 
その後、膀胱の消毒などをして尿管を通される。前回は意識のないうちにやられたのか 全く記憶にないんだけど、これがわりと痛かった。
管が入ってくる感覚がまず気持ち悪い。
 
尿管導入と前後してるかもしれないけど、脊椎?に麻酔を打つ。エビみたいに丸まって背中を先生の方に突き出し、準備完了。
事前に『麻酔刺すときは、ちゃんと刺しますって言うから、骨を触ってる段階でビビって腰を引いたりしないでね』と看護師さんが言ってたので、先生がめちゃくちゃ骨を触ってる間も「何してるのかな〜」って感じでかなり油断してたんだけど、
 
グサ!!!!!!!!!(突然)
 
えーーーーーっ!!!?
 
今、刺したよね。何にも言わずに!!!!!!
ビックリして反射的に体がそれたよ!!!!!
 
看護師さん「今刺してますから動かないでね〜」
 
先に言ってくれるってあれだけ念押ししてたのに〜〜!コラ〜〜!!!!
 
麻酔自体はそこまで痛くなく、すぐに下半身がじわじわ温かくなってきました。
ここから先生がドラマのように「これより帝王切開術を始めます云々かんぬん」みたいなことを言ってスタート。
多分諸々の準備が15分ぐらいかかって、その時11:00ぐらい。
 
事前にお腹の毛を剃ってもらっていたので、先生がそこに消毒を塗る。なんかいろいろされてるけどもう全くわからない。
看護師さんがずっと手を握っててくれました。すごく手が肉厚で温かい人だった。肉厚の看護師さんありがとう。
前回総合病院で緊急帝王切開になった時も、確か看護師さんの一人が手を握ってくれてた。こういう気遣いってすごい嬉しいですよね。こっちはもうめちゃくちゃに不安だから。
 
手術は1時間と聞いていたので、その間なにを考えたらいいのかなぁ…と思いながら、今なにしてるのかな〜、あと何分くらいで出てくるのかな〜〜とか思ってたら
 
「オギャ…」
 
えっ?聞き間違いかな?まだ10分くらいしか経ってないしな。
 
しかし聞き間違いではなく、そのあと「オギャア、オギャア!!」と赤ちゃんの元気そうな声が……
 
あれっ!!???
早っっっ!!!!
 
そこで一気に安心してしまい、涙が出てきました。本当にツラかったつわりの日々も、妊娠後期に起こったいろいろなトラブルも、もうこの子を元気に産めたんだからチャラだな、どうでもいいことだな、って思えました。
 
カンガルーケアというのを推奨しているクリニックなので、赤ちゃんは体をザッと拭かれて そのまま私の胸の上に。
 
看護師さんが首根っこを掴んで頭を固定して、私のおっぱいをぺろぺろ舐めさせてました。これが大事らしい。
よく分からない上にとても重くて、寝転がって自分の胸を見続けていたら肩が攣ってしまって、手を握ってくれてた肉厚の看護師さんに小声で「すみません…肩が攣ったのですが」→「肩攣ったそうです!!!!」「肩攣ったみたいなのでやめますね!!!!」「ハイッ!!」とスタッフ同士の報連相のため何回か繰り返されて恥。
 
前回、長男を出産した時の傷跡がケロイドになり隆起してしまっていたので、縫い合わせる時にそこを削ってくれたそうでその旨説明がありました。ありがたくてめちゃくちゃ拝んだ。
 
12:00  手術終了。
ガラガラに乗せられて病室へ戻る。
 
14:00  後陣痛スタート。
想像を絶する痛さで苦しむ。
この時なぜか旦那はモンストをやっており、「私が苦しんでる時にモンストすんな!!!やめろ!!または部屋から去れ!!!」ってケンカになりました。
痛み止めの筋肉注射を打ってもらうが改善せず、激痛に苦しむ。
 
〜ずっと後陣痛のターン〜
 
20:00  このままでは後陣痛とダンシングオールナイトしてしまうと思い、看護師さんに座薬を入れてもらう。だんだん楽になってそのあとしばらく眠れた。
 
 
 
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ざっと覚えてるのはこれぐらい。
 
後陣痛は 話には聞いてたものの、1人目の時にはなかったのでその時が来るまでは漠然としていましたが、本当に辛かった…。座薬がなかったら死んでました。